『国家の品格』(藤原正彦、新潮新書)

新潮社 - 『国家の品格』特集ページ

 

『遥かなるケンブリッジ』の一部分をつまみ食いしたことがあるので、ちょっと読んでみようと思いました。


私も、数年前、新渡戸稲造(あっ、そういえばこの人の名前を「しんとといなぞう」と読んで、ゼミで笑われたことがある・・・)の『武士道』を読んでみましたが、この本の中でさえ武士道が廃れてしまったものとして扱われていたような。。。


よくよく考えてみると、武士道とはいつも目指すべき事柄として扱われているので、常に「そんな時代ではない。」と言われやすい考え方なのかも。武士道と呼ばれている考え方が生まれて最盛期になった時代でさえそうだったのではないかと感じてしまう。


(公地公民制が崩れて、荘園が発生し武士が生まれてきたと歴史で勉強するが、桜の花びらに対する貴族と武士の感じ方の微妙な違いはなんなんだろうか。)


江戸時代の身分別構成割合を見ると日本人の大半は武士出身ではなく、農民だった。しかし、初期の武士は農作業もしているし、秀吉が行った検地前は、農民と武士の区別は曖昧だった。実際の生活がどうであれ非常に質素な方向性を持つ武士道と日本人の感じ方がマッチする訳はなんなんだろうか。やはり、武士の起源をひも解いてみると理解できるのかもしれない。面白い。


『遥かなるケンブリッジ』のほうは、イギリス人相手に数日後講演をする時の緊張感がひしひしと伝わる文章でした。さて、今回は。。。

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このページは、Naotaka Uzawaが2007年1月31日 20:30に書いたブログ記事です。

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