クラウゼヴィッツやトゥキュディデスの本などを読みながら国際ニュースを読み解きます。

中国艦船の演習について(フィリピン・スービック元海軍基地)

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3月19日の記事を再度先頭の記事とします。

皆さん、もっとこの出来事をしっかりと周りの人達と話しあうべきだと思います。

「公海上での通行権は認められている」という法律上の話ではないと思います。この行動をした場合、最終的には相手が怒って目的を達成できなくなるという雰囲気をしっかりと作ることが重要だと思います。

●3月19日

「報道ステーション」を見た。フィリピンの元スービック海軍基地の特集だった。多くのフィリピン人は米軍撤退後も中国の脅威などについて心配はないと答えていた。海外ではなく国内の脅威を挙げる住民もいた。南沙諸島が中国に奪われる事態になったことは報道されなかった。

 

ここでは自立することのメリットが協調されていた。これを沖縄にあてはめると、最終的には東シナ海のガス田はすべて中国側に奪われることになってしまうだろう。「自立」という言葉は非常に魅力的だが使われ方によっては全く期待とは違う結果になってしまう。

 

「自立」という意味を何のごまかしのない最もストレートな意味で捉える場合、沖縄における自衛隊の増強が必要だということになるだろう。そして、この場合、本気でこれを「使う」意思をもって運用しなければいけなくなるはずだ。

 

ただ、演技で形だけの戦争が行われた後、明け渡すという可能性もあるかもしれない。 2010年は日中両国の経済力が並ぶ年だ。米国からすると、この段階で日中戦争がおき、その戦争を長引かせることには利益があるだろう。ロシアと米国の核をめぐる対話は米ロの関係改善の要素をはらんでいたが、その効果が、日中の争いを長期化させる方向に働くかもしれない。あるいは、米中は太平洋を2分するという可能性を伝える論者もいる。この場合、西ベルリンのような形で日本の一部が米国の影響力の中に残るか、すべてが中国側に渡るということになるだろう。

 

多くの論者が、「私は核はつくらなくてもよいと思う。平和で世界を引っ張る!」というが、どうも話を先に進めておいて最後の最後でぼかしているような気がする。私は、財政が持たなくなる前、日中両国の経済力が並ぶ今が軍事的な要素だけで見ると核兵器を持つタイミングだと思う。

 

以前は、この中央アジアから中国内陸部の動乱→分離独立の動きが起こることによって、日本側(海側)の圧力を少しでも和らげることが出来るのではないかと思っていた。

 

しかし、当然のことながら新疆ウイグル自治区での暴動鎮圧は徹底的だったし、これからもそうだろう。可能性は追求するべきだが、内陸部ではなく海側に大きく圧力がかかってきたと思う。それは、中国に空母など海軍を拡張する余裕があることなどから読み取れるのではないだろうか。

 

内陸部の動乱→日本側(海側)の圧力緩和ではなく、日本側での動乱→内陸部の動乱という順序のほうが可能性が高まっていると思う。中央アジアに間接的な影響力を与えることが出来るインド洋への海自派遣を終わらせたことは自分の首を絞めることになると思う。

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