第3章 兵力の比率の最近のブログ記事

第3部第8章 数の優位 (参照)

決定的な戦闘では、相対的に優位になるようにすることが戦略の第1原則だった。

ここで考察するべき要素は以下のようなものである。

  • 各国軍隊の兵器、装備、訓練
  • 軍隊の勇気・戦意

①各国軍隊の兵器、装備、訓練

  • 現在(1800年代前半)は、どの国(ヨーロッパ)もあまり違いはない。他の要素が同じ水準だから、兵員数の比率が重要だ。(国民・軍隊との文化的水準と一致せず運次第である最高司令官の能力は例外←しかし『戦争論』では非常に重要な要素となっている。)
  • その都度・精確に兵員数を推測するような会戦では兵員数に余裕がある方が勝利する。現在では、2倍の敵に勝利するような会戦は見当たらない。


②軍隊の勇気・戦意(劣勢の程度による場合分けがなされている)

  • しかし軍全体の兵員数は最高司令官にとってはすでに与えられたものだから、劣勢でも戦争が不可能だということにはならない。
  • 著しい劣勢の場合、特殊な戦法を採用すべきだ。その場合、目標を限定し戦闘期間を短くすべきだ。目標を限定し、効果的な戦闘・慎重・自制の効果を最大限活かすべきだ。
  • それも不可能で非常に追い込まれた状態になると、絶望的な一戦に兵員の緊張は集中し、精神の優越に望みを託すことになる。極度に大胆な行動が最高の賢明さと受け取られ、思い切った詭計も採用されることになる。
  • 最終的には、名誉ある敗北をし、来るべき復活への権利を国民に残すまでのことだ。(ここまで来ると政治の領域では様々な工夫があると思われます。)

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