第2章 戦場・軍・戦役の最近のブログ記事

これら3つの用語はよく使用されているが、誤解のないように、さらに明確にしておきたい。厳密に定義することは出来ないが、用語の重点がどこにあるかをはっきりさせておきたい。この用語を使って計画・行動を勧告するときに役立つだろう。

1.戦域

【例】第2次世界大戦時、アメリカの戦争には太平洋戦域(PTO: Pacific Theater of Operations)、地中海戦域(MTO: Mediterranean Theater of Operations)、欧州戦域(ETO: European Theater of Operations)というようにいくつかの大きな区分があった。

全戦争が行われている空間の一部分。

それは

①境界がある
  • 要塞
  • 自然の障害
  • 他の部分とその戦域がかなり隔たっている・・・などによって。

②全戦争空間の一部ではあるものの、ある程度独立している。
  • 他の空間で生じている変化がその戦域にどのような形で影響を及ぼすか?それが直接的なものではなく、間接的であればあるほど独立した戦域として判断できるだろう。


2.軍

現実には状況によって完全に達成されているわけではないが、基本的に①同じ戦域に存在し、かつ、②司令権が統一されている(最高司令権の存在)戦闘力のこと。

一つの戦域における戦闘力は軍団・部隊(corps)には分けることができても、いくつかの軍(armies)に分けることはできない。

3.戦役

  • 西暦~年というような区分より、戦域に注目して軍事的な出来事を区分したほうがいいだろう。
  • しかし、戦域に注目した区分もかなり雑なのが現実であり、結局「~年の戦役」というようなやり方になる場合も認められなければならないだろう。

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